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2020.05.17

👀なら伝統工芸②~吉野手漉き和紙~👀

👀なら伝統工芸②~吉野手漉き和紙~👀

 

昨日紹介した「国栖の里」は奈良県景観資産として登録されていますが、

ものづくりの里と言われるだけあって、ここで作られている和紙は、

『吉野手漉き和紙』として奈良県の伝統工芸品として指定されています

 

吉野和紙は、大海人皇子が養蚕と共に村に伝えたのが始まりと言われています。

明治中期頃までは、 国栖地区を中心に和紙の原料である楮が栽培され、

国栖の約半数戸で和紙作りを行われていました。

第二次世界大戦を境に需要は減ったものの、

近年になっては優れた風合いと粘り強さを備えた高級和紙の良さが求められています。

 

和紙の種類は、宇陀紙(国栖紙)、美栖紙、吉野紙、吉野杉皮和紙、草木染め和紙

と種類も豊富で、それぞれの特徴があるという事です。

 

和紙ができ上がるまでの、工程で楮を清流にさらしたり、

一枚一枚丹念に漉かれた和紙が庭先に干されている風景は

一度見てみたいと思います✨✨

 

ちなみに、今年4月に開業したばかりの奈良県コンベンションセンターの

壁には吉野杉皮和紙が貼られているという事です👀❕❕

奈良県産の木材が使用されているのは聞いてるのですが、

手漉き和紙も使っておられるんですね❕❕

 

いろんな場面で使われている伝統工芸品を見つけるのも楽しいですね😍