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2020.05.21

👀なら伝統工芸③~大和出雲人形~👀

👀なら伝統工芸③~大和出雲人形~👀

 

桜井市出雲で作られている「大和出雲人形」。

その起源はとても古く、

相撲の祖と言われている野見宿禰(のみのすくね)が

出雲の国から大勢の土師(はじ)(埴輪や土器を作る人)を呼び、

桜井市出雲で土偶を作らせたのが起源とされています。

これがのちの埴輪になり、江戸時代には長谷寺参りのお土産用

として、盛んにつくられ親しまれてきました。

土人形の素朴さはありますが、素焼きではなく色彩がかわいらしいので

埴輪、土偶までさかのぼれることは初めて知りました😃

一刀彫で表現されるものとはまた違った、

郷土民芸品として愛着が湧いてきます。

 

自分の生まれ育った土地の誇れるものを知っていると、

いろんな土地の民芸品に出会った時の楽しみが変わってきますね。