スタッフブログ

2020.05.14

👀なら伝統工芸①~笠間藍染~👀

👀なら伝統工芸①~笠間藍染~👀

 

ようやく、緊急事態宣言も解除されそうですね。

私たちが働いている観光振興支援室は橿原市役所分庁舎にある観光案内所ですが

先月から閉鎖されて、リモートワークをしています。

 

少しでも、新しく橿原市だけでなく奈良県を知っていただける情報をと思い、

日々ブログやFacebookを更新しています。

 

みなさん、奈良県の伝統工芸は知っていますか?

奈良県北部には、茶筅や筆、墨などの日本全国で有名なものがありますが

奈良県中南和地方にも奈良県を誇れる工芸品があるのです✨✨

今日から5回シリーズで更新していきます。

 

今日は『笠間藍染』を紹介します。

 

奈良県宇陀市を中心に江戸時代から作られていたもので、

元々は農家の方が冬の閑散期に自分たちで使うものを染めていたようで
土間に作られた藍瓶に藍玉や木炭、石炭や小麦粉、水などを混合し、

自然発酵させ糸や布を何度も浸け、天日乾燥させ仕上げます。
伝統工芸品に指定されており、製法は今でも守られていますが、

化学繊維の普及や生活環境の変化で急激に衰退しましたが、

現在でも全国的に数少ない天然藍建による糸染、布染が笠間で継承されています。

 

工芸体験もできるようなので、時期を見て体験してみるのもいいですね😀